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【阪神】高橋遥人がまた首位斬り2戦2勝、石井大智が連投でピンチ死守 望みつなぐ5差→4差

スポーツ報知 / 2024年8月23日 20時51分

ヒーローインタビューを終え、ファンに手を振る高橋遥人(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島1―3阪神(23日・マツダスタジアム)

 阪神・高橋遥人投手が6回0/3を4安打1失点(自責0)の好投で2勝目を挙げた。初回2死から小園に中前打を許したが、末包から空振り三振を奪うと、2回から5回は無安打。3点リードの7回に先頭から連打を浴び、さらに大山の失策で無死満塁を迎えた。ここで降板となったが、救援した石井が好投。菊池の左犠飛の1点を与えたものの、矢野と石原から連続三振を奪い、リードを守った。22日のヤクルト戦(京セラD)で33球を投げたセットアッパー。過酷な連投となったが、ピンチを切り抜けた。

 高橋は左肘のトミー・ジョン手術に加え、左肩など度重なる手術を乗り越え、復帰2度目の登板。11日の広島戦(京セラD)では1009日ぶりの1軍登板で1025日ぶりの白星を挙げたが、またも首位を相手にした好投で2戦2勝とした。

 打線は、初回2死二塁で佐藤輝が中堅フェンス直撃の先制三塁打。2死から森下との連続三塁打で7試合連続の先制点を奪った。佐藤輝は5回2死二塁でも右翼線へ適時二塁打。チームは今季マツダで6勝2敗1分けとし、2020年以来の敵地での広島戦の勝ち越しが決まった。5ゲーム差で迎えた首位との戦い。逆転優勝には負けられない3連戦の初戦を制し、4差とした。

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