右肩負傷の山本由伸、日本時間２９日に約２か月半ぶり実戦復帰へ ロバーツ監督明言 マイナーで２回を予定

◆米大リーグ　ドジャース―レイズ（２３日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャースのＤ・ロバーツ監督（５２）が２３日（日本時間２４日）、右肩腱（けん）板損傷で６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）入りしている山本由伸投手（２６）が２８日（同２９日）に実戦復帰することを明かした。

　今後の予定を「来週の月曜（２６日）にブルペンに入り、（内容が）良かったら水曜（２８日）にリハビリ登板に送り出す。それがどこの傘下になるかまだ分からない」と説明した。当初はもう一度ライブＢＰに登板予定だったが「（ライブＢＰは）しない。我々は自信を持っている。今はそう感じているので、このまま進めばその予定だ。現時点で理解しているのは、リハビリ登板では２イニング投げる」と話した。

　６月１５日（同１６日）の本拠地・ロイヤルズ戦で２回緊急降板した山本だが、７月上旬にキャッチボールを再開。２１日（同２２日）には本拠地・マリナーズ戦の試合前に負傷後２度目の実戦形式となるライブＢＰに登板。打者のべ８人に対して２回１安打４奪三振と圧倒し、最速９６マイル（約１５４・５キロ）を計測した。本人は「（メジャーでは）９月に投げると思いますし、とにかく一つずつ順調に段階を進んでいます」と明るい表情だった。９月上旬の復帰へ最終段階に入る。