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【オリックス】宮城大弥、22歳ラスト登板で8回零封の快投も無援…今季20度目完封負け

スポーツ報知 / 2024年8月24日 18時7分

力投する宮城大弥(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス0―1ロッテ(24日・京セラドーム大阪)

 オリックスが今季20度目の完封負けを喫した。打線は毎回のように走者を出したが、あと1本が出ず。8回には1死満塁の好機をつくったものの、頓宮が遊ゴロ併殺打に倒れた。その重苦しい流れのなか、9回に2番手で登板したドラ6右腕・古田島が2死満塁のピンチを招いて、代打・角中に押し出し四球を与えた。

 先発の宮城は8回5安打無失点と快投した。立ち上がりから最速150キロの直球と多彩な変化球を持ち前の制球力でホームベースの四隅に投げ分け、マリーンズ打線をほんろう。7回に連打で背負った無死一、二塁のピンチも後続を断ち切り、8回2死で藤岡から外角直球で空振り三振を奪った際にはガッツポーズをつくってほえた。25日に誕生日を迎える左腕は22歳ラストマウンドで意地を見せたが、無援に泣いた。

 大事な大事な3位・ロッテとの直接対決の第2ラウンドに敗れ、再び8ゲーム差となった。

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