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浅野翔吾の進化は「手首」にあり! 高橋由伸氏が分析「この勢い、是非とも買いたいね」

スポーツ報知 / 2024年8月25日 5時15分

8回1死一塁、浅野翔吾が左翼線二塁打(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 巨人6―2中日(24日・東京ドーム)

 この勢い、ぜひとも買いたいね。浅野はうまくなった。力み倒していた春先からは別人のようだ。今は手首に柔らかさを感じ、ヘッドが遅れて出てくる。たとえ緩急でずらされても、ヘッドが捕手寄りに残っているから拾える。一番進化した点は、このポイントの幅が広がったことだろう。

 「打ちたい、打ちたい」という鼻息の荒さもなくなった。狙い球じゃなければ見送る余裕もある。振ったところに球が来たのが以前の浅野。今は球が来るところを振れている。追い込まれたら、構え小さく、バット短く、コンパクトに。こんな工夫も相手とすれば面倒だ。

 では、このまま2番でいくのか。ヒットが出ても点に結びつかなかった打線が、浅野によって得点が生まれた。この勢いには乗るべきだ。しかも、どの打順にいても必ずチャンスで回ってくる流れがあり、何かを持っている。一方で、吉川の状態もいいので、相手とのデータ、相性を見ながら2番と6番を臨機応変に入れ替える手もありだろう。

 ここ数試合の結果、内容から情報は他球団に広まっていく。浅野への警戒は日に日に高まっていく。どう乗り越えるかも楽しみだが、今は変わらず、がむしゃらに突っ走ってもらいたい。(スポーツ報知評論家・高橋 由伸)

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