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山口茜が大会史上最多タイの4度目制覇に王手! 準決勝でタイ選手に2―0…ジャパンOP

スポーツ報知 / 2024年8月24日 20時6分

準決勝に臨んだ山口茜

◆バドミントン ▽ジャパン・オープン 第5日(24日、横浜アリーナ)

 各種目の準決勝が行われ、女子シングルスで2013年、19年、22年大会覇者の世界ランキング5位・山口茜(再春館製薬所)が同13位のスパニダ・カテトン(タイ)を21―14、22―20で下し、決勝進出。1982年、86年、87年、89年大会を制した李玲蔚(中国)に並ぶ大会史上最多4度目優勝に王手をかけた。

 ホームの声援を力に変えた。第1ゲーム(G)からジャンピングカットを決めたり、バックハンドでクロスに打ち込むなど、“美技”で「フォ~」と観客を魅了。「茜、ニッポン」コールが鳴り響く中、第1Gを先取した。第2Gは中盤に連続失点で相手に一時4点のリードを許したが、強烈なスマッシュを決めるなどで追いつくと、22―20で勝利し、笑顔を見せた。

 パリ五輪では準々決勝で金メダルを獲得した安洗塋(アン・セヨン)に激闘の末に惜敗。それでもシングルスで3大会連続の8強入りを果たした。五輪直後の今大会に向けては心身ともに調整は難しい中、準々決勝で難敵の韓悦(中国)をフルゲームで退けるなど、日本のファンの前で好ゲームを見せて、勝ち上がってきた。

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