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【U18】智弁和歌山・花田悠月、木製バットでサク越え連発「パンチ力のある打撃が持ち味」

スポーツ報知 / 2024年8月25日 5時0分

木製バットでフリー打撃を行う智弁和歌山・花田悠月 (カメラ・馬場 秀則)

 U―18アジア選手権(9月2日~8日・台湾)に出場する高校日本代表の合宿が24日、関西圏でスタートした。甲子園で優勝した京都国際・中崎琉生、準優勝の関東第一・坂井遼の両投手(ともに3年)を含む全18選手が参加した。智弁和歌山・花田悠月内野手(3年)は、木製バットを使用した打撃練習でサク越えを連発し、左越えに場外弾も放った。「パンチ力のある打撃が持ち味」と、アピールした。

 花田は甲子園の霞ケ浦戦で、今春の新基準バット導入後では初めて木製バットで本塁打をマークした。小倉全由監督(67)の“一目ぼれ”で代表入り。練習前には「きょう打てなかったら困っちゃうんだよ」と、ジョークを飛ばされた。その中で“代表1号”を記録。指揮官は「よく飛ばしてましたね。(今後の活躍も)自分の見る目が間違ってなければ」と、目尻を下げた。

 合宿は30日まで。「短い期間でコミュニケーションを取って、(チームを)つくり上げていきたい」と花田。16年以来、6度目のアジア王者を目指す。(南部 俊太)

 〇…主将は報徳学園・間木歩(3年)が選ばれた。22年の近江・山田陽翔(はると、現西武)以来、2年ぶりとなる投手での大役に「できることを考え、発言しながらチームをまとめていきたい」と所信表明。外野手登録が3人しかいないため、シートノックでは有事に備えて「人生で初めて」の右翼守備にも就いた。健大高崎・箱山遥人捕手と早実・宇野真仁朗内野手(ともに3年)が副将を務めることも決まった。

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