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今永昇太が日本人9人目の米1年目10勝目の権利 鈴木誠也2本塁打の援護で5回まで2失点、大量リード

スポーツ報知 / 2024年8月25日 6時43分

◆米大リーグ マーリンズ―カブス(24日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 カブス・今永昇太投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・マーリンズ戦で先発し、5回終了時点で3安打2失点の好投を見せて7―2とチームがリードし、日本人投手では9人目となるメジャー1年目での10勝目の権利をつかんだ。

 1回表に「3番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也外野手(30)が、先取点となる17号ソロで先取点。今永は両打ち1人を含む全9人の右打者を並べたマーリンズ打線を相手にリードをもらってマウンドに上がった。初回は先頭のノービーを右邪飛で誠也が捕球すると、その後も捕ゴロ、二飛に打ち取って、3者凡退の好発進を切った。

 2回は先頭・ロペスの左翼への鋭いライナーを、左翼手・ハップがダイビングキャッチ。スーパーキャッチに今永も思わずマウンド場で両手を挙げて驚いた。この回も後続を打ち取って2イニング連続3者凡退。3回表にも誠也が18号2ランを放ってリードが3点に広がると、3回裏も10球で3者凡退に打ち取り、1巡目は三振0ながら1人の走者も許さないパーフェクト投球を見せた。

 だが、3点リードの4回先頭のノービーに初安打となる3号ソロを被弾。高めの直球を捉えられた。それでも崩れることなく後続を打ち取ると、直後の攻撃でクルーアームストロングの7号2ランなどで4点を奪って、7―1とリードを広げた。5回は1死からヘンズリーに1号ソロを許したが、2死一、二塁で本塁打を浴びたノービーからこの試合初の三振となる見逃し三振を奪って、勝利投手の権利をつかんだ。

 マイアミのローンデポパークは、先発した23年3月のWBC決勝・米国戦以来の登板。同試合では、ベッツ(ドジャース)、トラウト(エンゼルス)ら強力打線を相手に立ち向かい、2回にT・ターナー(フィリーズ)にソロを浴びたが、2回4安打1失点と踏ん張って流れを作り、優勝に貢献した。

 試合前の時点で23試合に登板して9勝3敗、防御率3・11。日本人投手が1年目で2ケタと勝利となれば、1995年野茂(ドジャース、13勝)、2002年石井一(ドジャース、14勝)、07年松坂(レッドソックス、15勝)、10年高橋尚(メッツ、10勝)、12年ダルビッシュ(レンジャーズ、16勝)、14年田中将(ヤンキース、13勝)、16年前田(ドジャース、16勝)、23年千賀(メッツ、12勝)に次ぐ9人目の快挙となる。

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