前夜代打と交代の吉田正尚が意地見せ９回に適時二塁打 チームの完封負けを阻止

◆米大リーグ　レッドソックス１―４ダイヤモンドバックス（２４日、米マサチューセッツ州ボストン＝フェンウェイパーク）

　レッドソックスの吉田正尚外野手が２４日（日本時間２５日）、本拠のレンジャーズ戦に「６番・ＤＨ」で出場し４打数１安打１打点。打率は２割９分３厘。

　先発の右腕ゲーレンに一ゴロ、遊飛。７回、２番手右腕のトンプソンから痛烈な打球を一、二塁間に放ったが、二塁ギヨーメの好守備にあって一塁間一髪アウト。しかし、完封負け寸前の９回に吉田が意地を見せた。

　無死一塁でシーウォルドの外角直球を左中間グリーンモンスター直撃の二塁打。一塁からレフスナイダーが長駆ホームインし待望の１点を挙げた。

　過去、代打と交代された次の試合は負傷者リスト入りにつながった４月を除けば、６月２５日ブルージェイズ戦で適時二塁打、８月２日レンジャーズ戦は犠飛、１０日アストロズ戦が７号本塁打を放っており、いずれも意地をみせてきた。