1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【高校野球】甲子園でプレーしている姿を見せたい・・・盛岡大付・若林真大「3年生に申し訳ない」

スポーツ報知 / 2024年8月25日 8時32分

花巻東との決勝で完投した盛岡大付・若林

▽岩手大会決勝 花巻東4-3盛岡大付(7月25日・きたぎん)

 第106回全国高校野球選手権(甲子園)は23日に閉幕した。東北6県の決勝で敗れた高校の2年生にスポットを当てる企画の第2回は、盛岡大付(岩手)の健闘に迫る。

 敗北を受け入れた。盛岡大付の若林真大投手(2年)は「自分のピッチングで負けをつけてしまい、3年生に申し訳ない。でもここで落ち込んでいても仕方ないので、来年の夏につなげていきます」と言葉を絞り出した。

 県大会決勝・花巻東戦で先発。4回まで3安打に封じていたが、5回2死三塁から中前打で先制を許した。その後も粘ったが終盤に追加点を献上し10安打4失点。時おり雨がぱらつく中、魂を込めた166球の完投だった。

 激戦の証しか、試合が終わった頃には白いスパイクの右側つま先部分はボロボロに破れ、ソックスのつま先には大きな穴が空いていた。「本調子ではなかったけど、マウンドに立たせていただいたからには少ない失点で帰ってこないといけない。苦しいマウンドだったけど自分の中ではいい経験になりました」

 共に戦った3年生に向けて、感謝の思いがあふれた。「普段から優しく接してくれた3年生に結果で恩返しという形で挑んだんですけど、自分で負けてしまった。来年は自分が甲子園でプレーしている姿を3年生に見せたいです」。甲子園での再会を目標に、鍛錬を重ねていく。(太田 和樹)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください