【巨人】菅野智之、３回４安打無失点 毎回先頭に安打許すも粘投 内海投手コーチ「ヒットは打たれているが状態は悪くない」

力投する先発・菅野智之（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人―中日（２５日・東京ドーム）

　ここまでリーグトップの１１勝、中日戦は今季４戦４勝と好相性の巨人・菅野智之投手が、小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで先発。３回まで毎回、先頭打者にヒットを許しながら、粘りの投球で無失点を続けている。

　１回、先頭の岡林勇希外野手に左前打を許したが、村松開人内野手、川越誠司外野手を連続三振に打ち取るなど後続を抑えた。

　２回も石川昂弥内野手に右前打を打たれ、先頭打者を出し、２死から田中幹也内野手に左中間二塁打され２死二、三塁となったが、大野雄大投手を遊直に打ち取った。

　菅野は３回にも先頭の岡林勇希外野手に中前打され、送りバントで１死二塁。川越誠司外野手の中飛で岡林が三塁へ進み、２死三塁とされたが、細川成也外野手を三ゴロに仕留め、無失点を続けた。

　３回までの菅野の投球について、内海哲也投手コーチは「ヒットは打たれているけれど、状態は悪くないと思う。何とかこのカードを勝ち越して終われるように、粘り強く投げていてほしい」と話した。