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セーリング470級五輪銀メダルの岡田奎樹、「超高速艇」混合ナクラ17級に転向か

スポーツ報知 / 2024年8月25日 15時59分

セーリング混合470級でパリ五輪銀メダルの岡田奎樹

◆セーリング 全日本470級選手権 最終日 メダルレース(25日、神奈川・江の島ヨットハーバー)

 セーリング混合470級でパリ五輪銀メダルの岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)が、混合ナクラ17級に転向を示唆した。今大会で解散する吉岡美帆(ベネッセ)との銀メダルコンビで、この日のメダルレースで3位となり、圧倒的な強さで総合優勝。今後は「470級に限らない」と話していた艇種だが、「自分の身長から考えると、470かナクラか」と2艇に絞った。

 しかし、470級の2人の合計適正体重は130キロほど。岡田の身長は170センチで、クルーの女性を探すとなると、身長177センチの吉岡クラスが必要となる。「170センチで72~3キロまで行くと、肩壊したり、腰も悪くなる。(女性の)身長が高くないと勝てない」と、470で相棒を探すのは至難の業だ。

 まして、次目指すのは金メダルだ。パリ五輪のメダルレースでゴールした瞬間は、うれしさで艇の上で小躍りした。しかし、「隣の選手の輝いているメダルを見て、もう1個上に行きたかった」と、表彰式では金を取れなかった悔しさがにじみ出た。

 残る候補は、ナクラ17級だ。「470を続ける難易度から考えたら、(ナクラの方が)まだメダルのチャンスがある」。ペアに関しても、「体格面を重視するが、自らつかみ取るんだという意志がある選手を探したい」と意気込んだ。

 ◆混合ナクラ17級 2016年リオデジャネイロ五輪から採用された2つの艇を持つ双胴船。全長5メートル25センチの艇が平行に並び、艇の下には水中翼が伸びる。水中翼が艇を浮き上がらせ、風などの条件がそろうと時速50キロで海の上を疾走する。ただ、高性能のため艇の値段が高く、470級が数百万だとすると、ナクラ17級は1000万円を楽に超えるという。

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