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浅野忠信「興奮」、大森南朋「喜び」 「世界のキタノ」がAmazonと初タッグの映画で共演

スポーツ報知 / 2024年8月26日 7時0分

ベネチア国際映画祭出品を記念した「Broken Rage」のポスター(c)2024 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

 北野武監督(77)がAmazonと初めてタッグを組んだ映画「Broken Rage」(プライムビデオで2025年世界配信)の内容が25日、分かった。俳優の浅野忠信(50)と大森南朋(52)らの出演が発表され、ストーリーも公開された。

 昨年11月に、会見で北野監督が「『暴力映画におけるお笑い』がテーマの実験的な作品」と明かしていた作品の全貌(ぜんぼう)が判明した。前半は警察とヤクザの間で板ばさみになった殺し屋が生き残りをかけて奮闘する骨太のクライムアクション。後半は同じ物語でありながら、前半と同じ物語をなぞるコミカルなセルフパロディーという二重構造になっている。「世界のキタノ」が北野武として監督、脚本を手掛け、ビートたけしとして主人公の殺し屋・ねずみを演じる。

 北野組の常連俳優が集結した。ねずみに捜査協力させようとする刑事・井上を浅野、刑事・福田を大森が演じる。浅野は「台本を初めて読んだ時に今まで見たことない展開に驚き、それと同時に監督の新たな挑戦にご一緒できることに興奮しました!」。大森も「再び敬愛してやまない北野武監督の『北野組』に参加できるという喜びがありました。緊張感の中にも笑いのある、いつもの最高の北野組でした」と振り返った。

 さらに麻薬売買を取り仕切るヤクザの親分役を中村獅童(51)、若頭役を白竜(71)が演じる。ほかに仁科貴(54)、佳久創(33)、劇団ひとり(47)、錦鯉・長谷川雅紀(53)、馬場園梓(43)、空気階段・鈴木もぐら(37)らも出演している。お笑いと映画、両方を極めた北野監督が、キャリアの集大成とも言える衝撃作を世界に発信する。

◆9・7初上映はベネチア映画祭

 〇…本作は現地時間28日に開幕する世界3大映画祭の一つ・ベネチア国際映画祭に招待されており、9月6日(日本時間7日)に同映画祭で初上映を予定している。日本の動画配信作品の出品は、史上初の快挙。北野監督は1997年の「HANA―BI」で金獅子賞(グランプリ)に輝くなど同映画祭と縁が深く、03年には「座頭市」で銀獅子賞(監督賞)、07年には「監督・ばんざい!」で特別賞の「監督・ばんざい!賞」を受賞している。

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