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「つかんだ」清宮幸太郎がAクラス6連戦で大爆発 4番の風格の裏に驚異的な初球打率

スポーツ報知 / 2024年8月26日 6時0分

清宮幸太郎

◆パ・リーグ 日本ハム5―3ソフトバンク(25日・エスコンF)

 首位をのみ込んだ先に、新庄政権最多タイのシーズン60勝が待っていた。勝利への道筋を照らしたのは、日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)だった。先制二塁打含む2安打に鮮やかな好守でソフトバンクに連勝し、18年8月8日以来2209日ぶりの貯金13へと導いた。

 出場14戦連続で4番に座り、初回1死一、二塁から初球の高め147キロ直球を右翼フェンスへ。初球打率6割6厘(33打数20安打)の主砲は「準備が全て。一つ(フォームで)いいものをつかんだ」と初対決だった左腕の球を一撃で捉え、一挙3得点の口火を切った。5回にも右前打で直近6戦で5度目の複数安打。Aクラスのロッテ、ソフトバンク相手に5勝1敗で終えた20日からの6連戦は打率4割6分2厘と大暴れした。父・克幸さんと母・幸世さんが北海道旅行を兼ねて観戦。「両親が見に来ていたので絶対打ってやろうと思っていた」と打の主役を勝ち取り「やったぜ~!」とお立ち台から手を振った。

 29試合を残し、新庄監督就任後最多に並ぶ60勝。沖縄キャンプ直前の自主トレで左足を故障した際は「置いていくしかない」と指揮官に突き放された。春先は打撃不振による2軍降格も経験。巻き返すべく7月は打率3割8分3厘、8月は3割1分7厘ながら5発20打点と奮起している。

 2カード連続勝ち越しのチームは3位ロッテと4差をつけ、CS第1Sを本拠で戦える2位確保に前進した。首位ソフトバンクとは9・5差あるが、4番の風格漂ってきた清宮は「絶対にホークスを倒す」と目の色を変えた。この勢いはリーグ最終盤、CSでも脅威になりそうだ。(堀内 啓太)

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