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東京Vが19年ぶりの鹿島戦勝利 3試合勝ちなし+無得点からの勝利に城福浩監督「このチームがあるべき姿を今日は示せた」

スポーツ報知 / 2024年8月25日 22時32分

後半18分、東京V・山見大登がシュートを決め喜ぶ

◆明治安田J1リーグ ▽第28節 東京V2―1鹿島(25日・味スタ)

 東京Vはホームで鹿島に2―1で勝利。2005年8月27日(2〇0)以来、19年ぶりの鹿島戦勝利を飾った。

 前半は膠着(こうちゃく)状態が続くも、後半18分にエリア内でパスを受けたMF山見がクラブ通算8000点目となる先制弾をゴール右に。同30分にもDF綱島が放ったシュートのこぼれ球から追加点を奪った。後半45分にPKで1点失うも同点は許さなかった。

 7月20日の福岡戦(1〇0)以来約1か月ぶりの白星。城福浩監督は「ここ何試合か悔しい思いをさせていた」と苦悩を明かすと、「(先発から途中出場の選手への)バトンの受け渡しが今シーズン(の中)でも非常に高いレベルで示せた。このチームがあるべき姿を今日は示せた」と、リーグ上位の鹿島からの勝利に手応えを見せた。

 勝利をつかめない期間、得点からも遠ざかっていたが「チャンスはこの3試合、スコア0でも作れていた」と悲観はしなかった。得点には至らずも、ゴールへの貪欲さが現れたプレーについて言及すると、「これをやり続けていれば必ずネットを揺らせると思っていた。辛抱強く我々のやり方を変えないでやり続けたことに意味がある」と満足げに語った。

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