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【U―18】報徳学園の最速151キロ右腕2回自責0 国際球に好感触 初の対外試合 近大にサヨナラ勝ち 

スポーツ報知 / 2024年8月26日 5時0分

先発で2回2失点(自責点0)の報徳学園・今朝丸裕喜 (カメラ・馬場 秀則) 

◆練習試合 U―18日本代表3X―2近大=7回制=(25日・関西圏)

 U―18アジア選手権(9月2日~8日・台湾)に出場する高校日本代表が、初の対外試合(7イニング制)に臨み、近大にサヨナラ勝ちを収めた。“開幕投手”を務めた報徳学園の今秋ドラフト1位候補右腕・今朝丸裕喜は、大会使用球に手応えをつかんだ。

 世代最強投手がマウンドに帰ってきた。報徳学園・今朝丸が甲子園の大社(島根)との1回戦(11日)以来、2週間ぶりの実戦登板。味方の失策もあり2回2失点(自責0)だったが、「真っすぐが浮くときもあったが、修正して投げられた。(感覚的には)悪くなかった」と、好感触を口にした。

 初の日の丸でも、「鈍感力」を見せつけた。この日の試合は、アジア選手権の大会使用球を用いて行われた。「指にかかっていた。(感触は)変わらない」と通常より滑りやすいとされるボール自在に操り、変化球で2つの三振を奪った。合宿2日目で組んだ健大高崎・箱山との“急造バッテリー”にも「(そこは)あまり気にならなかった。配球は任せていたので」と、何食わぬ顔を見せた。

 「自分は中心で投げる投手。先を見ず、1戦必勝で頑張りたい」と最速151キロ右腕。エースとして、チームを16年以来、6度目のアジア王者へと導く覚悟をにじませた。(南部 俊太)

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