西郷真央は首位と３打差でバックナインへ ２番で痛恨ダボも３バーディーで巻き返し…全英女子オープン最終日

◆米女子プロゴルフツアー　メジャー最終戦　ＡＩＧ全英女子オープン　最終日（２５日、セントアンドリュース・オールドコース＝６７８４ヤード、パー７２）

　首位と５打差１０位から出た西郷真央（島津製作所）が前半９ホールを終えた。３バーディー、１ダブルボギーで回り、通算３アンダーに伸ばして暫定５位。首位とは３打差としている。逆転Ｖを目指し、サンデーバックナインへと向かった。

　１番をパー発進するも、２番でトラブルに陥った。ティーショットが風に流され、右の茂みへ。ロストボールとなり、４オン２パットのダブルボギーとなった。５番パー５は２オンに成功するも、カップまで約４０メートルを残した。パターで打ったイーグルパットも１０メートルショート。だが、これをねじ込み初バーディー。続く６番で６メートルのフックラインを読み切り、連続バーディーとした。８番パー３では大きく右を向き、ティーショット。ピン左５メートルにつけ、アゲンストの風の中、下りのスライスラインを沈めた。９番はパーをセーブし、１つ伸ばして折り返した。

　日本勢は７人がホールアウトしている。トップスタートの大里桃子（伊藤園）は６７をマークし、通算２オーバーとした。勝みなみ（明治安田）、河本結（リコー）は３オーバー。畑岡奈紗（アビームコンサルティング）、古江彩佳（富士通）は４オーバー。川崎春花（村田製作所）は６オーバー。佐久間朱莉（大東建託）は７オーバーで大会を終えた。岩井明愛（あきえ、ホンダ）は１５ホールを終え、２つ伸ばして１アンダーとしている。