パリ五輪金メダルのリディア・コが聖地でメジャー通算３勝目、西郷真央と岩井明愛は７位･･･ＡＩＧ全英女子ＯＰ

◆米女子プロゴルフツアー　メジャー最終戦　ＡＩＧ全英女子オープン　最終日（２５日、セントアンドリュース・オールドコース＝６７８４ヤード、パー７２）

　海沿いで強風が吹き荒れ、刻々と天候も変化した「ゴルフの聖地」での今季５大メジャー最終決戦。３打差４位で出たパリ五輪金メダリストのリディア・コ（ニュージーランド）が４バーディー、１ボギーの６９をマーク。通算７アンダーで、最終日逆転でメジャー通算３勝目を飾った。２７歳は米ツアー通算２１勝目となった。

　メジャー昇格後初の大会連覇を目指した世界ランク２位のリリア・ブ（米国）、世界ランク１位のネリー・コルダ（米国）、殷若寧（イン・ルオニン、中国）、申ジエ（韓国）の４人が５アンダーの２位に並んだ。アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）が３アンダーの６位だった。

　５バーディー、２ボギーの６９をマークした岩井明愛（あきえ、ホンダ）、４バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７２で回った西郷真央（島津製作所）が、日本人最高の７位に入って２５年大会の出場権を獲得した。

　日本勢は第１組スタートで５バーディー、ボギーなしの６７をマークした大里桃子（伊藤園）が２オーバーの２２位。７１と伸ばした勝みなみ（明治安田）、７３の河本結（リコー）が３オーバーの２９位だった。７３で回った畑岡奈紗（アビームコンサルティング）、７１だった古江彩佳（富士通）は４オーバーの３７位。７３の川崎春花（村田製作所）は６オーバーの５５位。７６だった佐久間朱莉（大東建託）は、７オーバーの６０位で大会を終えた。