日本時間２９日に実戦復帰の山本由伸、相手は昨季世界一のレンジャーズ３Ａに決定 ２か月ぶり実戦で２回予定

◆米大リーグ　ドジャース―レイズ（２５日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　右肩腱（けん）板損傷で６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）入りしているドジャース・山本由伸投手（２６）の“復帰登板”の対戦相手が昨季世界一のレンジャーズ傘下３Ａに決まった。２５日（日本時間２６日）の本拠地レイズ戦の試合前にロバーツ監督が日米メディアに対応し、明言した。

　「彼は水曜日（２８日＝同２９日）にラウンドロックに行く。うちのオクラホマ３Ａ傘下の試合で、遠征先。彼は月曜日（２６日）にブルペンに入って、その後水曜日にそちらへ行く」と明かした。当初から２６日（同２７日）にブルペンで投球を行い、２８日（同２９日）に実戦復帰する予定だったが、相手は「どこになるか分からない」とロバーツ監督は話していた。

　６月１５日（同１６日）の本拠地・ロイヤルズ戦で２回緊急降板した山本だが、７月上旬にキャッチボールを再開。今月２１日（同２２日）には本拠地・マリナーズ戦の試合前に負傷後２度目の実戦形式となるライブＢＰに登板。打者のべ８人に対して２回１安打４奪三振と圧倒し、最速９６マイル（約１５４・５キロ）を計測した。その後、もう一度ライブＢＰに登板する予定から実戦登板する方針となり、指揮官は「リハビリ登板では２イニング投げる」と説明していた。山本のメジャー復帰は９月上旬になりそうだ。