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投手・大谷翔平、今季終了までに実戦形式で登板へ ロバーツ監督認める 前日ブルペン投球を“解禁”

スポーツ報知 / 2024年8月26日 7時0分

◆米大リーグ ドジャース―レイズ(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が、投手として今季終了までに実戦形式で打者と対戦する予定であると25日(日本時間26日)、本拠地・レイズ戦の前に取材対応したロバーツ監督が認めた。

 現地記者からの「大谷が今年のシーズンが終わるまでに打者と対戦する計画はあるか」という質問に「ああ」と答えた。

 昨年9月に受けた右肘手術の影響で今季は打者に専念している大谷。その中で史上6人目で最速の「40―40」(40本塁打、40盗塁)を達成したが、試合前には定期的にキャッチボールを行うなど、投手としてのリハビリも並行して進めている。前日24日(同25日)には術後2度目となる2日連続キャッチボールを行い、その後ブルペンに移動。立ち投げで10球を投じ、約1年ぶりに傾斜を使った投球を解禁していた。

 今年3月には大谷の執刀医を務めたニール・エラトロッシュ氏が、リハビリが順調に進めば9月の最終週に実戦形式に登板できるという見通しを明らかにしていたが、ここまでは予定通りかそれ以上。ロバーツ監督は「(24日のブルペン解禁は)翔平にとって大きな一歩。マウンドから投げられるという自信に繫がったことだろう。いくつか(直球とは)異なる球種も投げた。リハビリは非常にうまく進んでいる。彼はもちろん、スタッフたちもたくさんの努力を重ねてきた。今季には影響しないが、2025年のために継続して土台を作り上げていく」と話した。

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