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大谷翔平、左手首付近に死球で3戦連発ならず 3冠王&史上初「50―50」へ小休止 ベッツ怒りのV弾

スポーツ報知 / 2024年8月26日 7時13分

◆米大リーグ ドジャース3―1レイズ(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠地・レイズ戦に「1番・DH」で先発出場。3打数無安打1死球で3戦連発はならず、連続試合安打は7で止まった。

 状態が心配される。1―1の8回先頭の第4打席で3番手左腕・ラブレディーから左手首付近に死球を受けた。91・8マイル(約147・7キロ)シンカーが直撃。球場はブーイングに包まれた。大谷は一塁に残り、続く2番・ベッツが怒りの決勝2ラン。大谷は生還すると、仲間とタッチした後はベンチ裏に引き揚げた。それでも、その後ベンチに戻って勝利を見届け、少し左手首を気にしながら勝利の列へ加わった。

 レ軍先発の左腕、Ja・ロペスとは初対戦だった。初回先頭の第1打席は初球の91マイル(約146・5キロ)直球を打って右飛。打球角度33度、飛距離362フィート(約110・3メートル)。球場は大歓声に包まれたが、わずかに届かなかった。3回2死一塁の第2打席は空振り三振、5回2死の第3打席は打球速度107・2マイル(約172・5キロ)と痛烈な左直に倒れた。

 前日24日(同25日)の同戦では、1点を追う5回1死一塁で一時逆転の41号2ラン。外角のスプリットを最後は右手一本で右翼ポール際に放り込んだ。飛距離338フィート(約103メートル)はメジャー通算212本目で最短アーチ。球場内に発生した「MVPコール」にひと振りで応えた。23日(同24日)の試合では4回に40盗塁目を決め、3―3の9回2死満塁で日本人選手初のサヨナラ満塁本塁打で史上最速の「40―40」(40本塁打&40盗塁)を達成。伝説の一発から2試合で6打点と無双モード突入の気配が漂っていたが、3冠王と史上初の「50―50」に向けて小休止となった。

 ナ・リーグ西地区首位のド軍はレイズ3連戦に勝ち越し、貯金25。同2位のDバックスとの3ゲーム差をキープした。

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