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今季初連勝のJ1札幌 残留圏に勝ち点差7と迫るもペトロヴィッチ監督「まだエコノミークラスにギリギリ乗っている状態」

スポーツ報知 / 2024年8月26日 8時48分

前半9分、先制点を決める札幌・近藤友喜(奥=カメラ・砂田 秀人)

◆明治安田J1リーグ▽第28節 札幌2―0磐田(25日、静岡・ヤマハスタジアム)

 北海道コンサドーレ札幌が、今季初の2連勝を飾った。アウェー・磐田戦は前半9分、MF近藤友喜(23)のゴールで先制。その後も主導権を握り続け、後半44分にもMF青木亮太(28)が加点し、2―0で勝利。5月15日にホームで対戦した際に1―0で下して以来、14試合ぶりの無失点での白星で、順位こそ最下位のままも、残留圏の17位湘南との勝ち点差は7に詰めた。

 同じ過ちを、札幌は繰り返さなかった。複数得点を取っても取り返され、悔しさも味わってきた過去を完全に払拭(ふっしょく)する、14試合ぶり完封勝利。3バック中央で奮闘したDF岡村大八(27)は「やっと欲しかったクリーンシートを達成できた。全員がハードワークした結果」と表情を少しだけ、緩めた。

 欲しかった先制点を挙げたのは近藤だった。前半9分、右サイドからドリブルで駆け上がり右アウトサイドでシュート。左ポストに当たって足下に転がってきたボールを、右足で押し込んだ。「最初に蹴った瞬間、跳ね返ってくるかなと。思っていたことが起こるのは状態のいい証拠」。自身の3得点目が初めて白星に結びつき「1つの結果を残せて良かった」とほほ笑んだ。

 今季初の連勝で、残留圏の17位湘南に勝ち点7差に迫った。それでもミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)は「毎試合勝たないと追い付けない状況は変わらない。我々はまだエコノミークラスにギリギリ乗っている状態。湘南、磐田、鳥栖は我々にとってまだビジネスクラス」と独特の表現で17~19位チームを評するも、逆転可能な位置には来つつある。

 「得点は必ず取れるチームだが、これまで失点を多く重ねてきた」。ペトロヴィッチ監督が懸念する課題を克服した1勝は、大きな弾みとする。(砂田 秀人)

  ◆J1札幌◇負傷 MF長谷川竜也(30)とMF浅野雄也(27)が、ともに左太もも裏を肉離れしたと25日、発表。浅野は16日鳥栖戦(プレド)前の練習中に、長谷川は17日の宮の沢での練習中に負傷していた。

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