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J1磐田連敗 最下位・札幌に苦杯…降格圏脱出失敗も横内監督「みなさんとこの難局を乗り越えたい」

スポーツ報知 / 2024年8月26日 9時9分

最下位・札幌に完封負けし、肩を落として引き揚げる磐田イレブン(カメラ・武藤 瑞基)

◆明治安田J1リーグ▽第28節 札幌2―0磐田(25日・ヤマハスタジアム)

 18位のジュビロ磐田は最下位の札幌に0―2で敗れ、降格圏脱出に失敗した。前半9分にあっさり先制を許し、終了間際の後半44分にも勝負を決める2点目を献上。攻撃も精彩を欠き、今季11度目の無得点に終わった。先発4人を入れ替えたものの、前節、首位・町田に0―4で惨敗した悪い流れを断ち切れず、今季4度目の連敗となった。

 冷たい雨が身にしみた。磐田は絶対に落とせない最下位とのマッチアップで痛すぎる完封負け。勝てば17位に浮上できた一戦は残酷な結末が待っていた。横内昭展監督(56)は「こういう結果になって申し訳ない」と声を落とした。

 開始直後に大胆なサイドチェンジからDF松原がシュートするなど、立ち上がりは勢いを持って入ったものの、すぐに流れを失った。前半9分、中央でスルーパスを通され、受けたMF近藤にドリブルからシュートを許す。これはポストに直撃したものの、はね返ったボールを結局近藤にねじ込まれて失点した。先制を許すのは4試合連続。「できるだけ0で運んでいきたい」との指揮官のもくろみは序盤で崩れた。

 この日は大敗(0●4)した前節の町田戦から先発4人を変更した。故障で長期離脱もあったMF中村が3月16日のG大阪戦以来5か月ぶりにスタメンに入り、フォーメーションも直近で採用していたアンカーからダブルボランチの4―4―2に戻した。後半からはMF古川やFWペイショットらが投入されたが状況は好転せず、終了間際に失点して万事休した。

 残りは10試合。次は31日にホームで横浜Mと対戦する。17位・湘南とは勝ち点1差だが、1試合消化の少ない16位・柏とは5差と厳しい状況が続く。試合後、ゴール裏のサポーター席に声を張り上げ支持を訴えた横内監督は「まだ何も諦めてないし、諦める理由もない。みなさんとこの難局を乗り越えたい」と強調した。(武藤 瑞基)

 ●磐田MF中村(約5か月ぶり先発も飾れず)「ロングボールが増えて主導権を渡してしまった。(ボールを)つなげるところは求めていかないといけない」

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