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【高校野球】来年こそ甲子園へ…東北文教大山形城北の大滝薫投手「自分が中心になってチームを勝たせたい」

スポーツ報知 / 2024年8月26日 10時19分

今夏の山形大会は3試合に登板した東北文教大山形城北の大滝

 第106回全国高校野球選手権(甲子園)は23日に閉幕した。東北6県の決勝で敗れた高校の2年生にスポットを当てる企画で東北文教大山形城北(山形)の健闘に迫る。

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 先輩たちのために、まだまだ投げたかった。初の決勝進出を果たした東北文教大山形城北は鶴岡東に1―11と大敗。大滝薫投手(2年)は「3年生たちともっと長い夏を過ごしたかったです…」と悔し涙をこぼした。

 山形大会は背番号18で計3試合に登板した。山形商との準決勝は0―2の2回途中から2番手でマウンドに立つと、上から投げ下ろす威力ある直球を軸に5回1/3を3安打1失点(自責0)の好投。流れを引き寄せ、8―3の逆転勝利に貢献した。決勝でも2回2/3を投げて1安打2奪三振。登板した4投手の中で唯一無失点に抑えた。

 今春は東北大会出場、今夏も山形大会準優勝と好成績を残した。目指すは先輩たちも届かなかった甲子園出場だ。「これからは自分が中心になってチームを勝たせたい」。エースへ成長し、勝利に導く力投を誓った。(有吉 広紀)

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