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静岡ユースがU―18韓国を破り有終の美…MF加藤佑基が先制V弾

スポーツ報知 / 2024年8月26日 10時52分

前半41分、静岡ユースの加藤が先制点を奪って喜ぶ(カメラ・里見 祐司)

◆サッカー◇SBS杯国際ユース 最終日 ▽リーグ戦 静岡ユース1-0Uー18韓国(25日・エコパ)

 静岡ユースがU―18韓国を1―0で破った。前半アディショナルタイムの41分にMF加藤佑基(静岡学園)が先制ゴール。後半終了間際に1人が負傷退場し、4分間のアディショナルタイムを10人で戦ったが、リードを守り切った。優勝はアルゼンチンで、静岡は1勝2敗で3位だった。

 ここまでゴールがなかった静岡ユースが、最終戦で意地を見せた。前半アディショナルタイムの41分、左サイドからMF川合徳孟主将(磐田U―18)がクロスを送り、中央で受けた加藤が狙い澄まして決めた。「日本戦ではフィニッシュがダメだったので修正しました」と、仲間と抱き合って喜んだ。

 激しい雨に見舞われた終盤に波乱が待っていた。交代枠を使い果たした後半38分に、DF桶川陸(富士市立)が足を蹴られて担架で退場。10人での戦いを強いられた。それでもGK戸塚陸(浜松開誠館)が好セーブを見せるなど、全員が集中力を研ぎ澄ませて守り抜いた。DF岩田琉唯(静岡学園)は「体力的にきつかった。危なかったです」と胸をなで下ろした。

 これでチームは解散。内藤康貴監督(浜名高教)は「選手の成長を感じた。自分たちのチームに帰って、静岡のサッカーを中心になって盛り上げてほしい」と目を細めた。(里見 祐司)

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