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元学生横綱・阿武剋が所要5場所で新入幕 大の里とは日体大時代の同期「対戦できるよう頑張る」と出世誓う

スポーツ報知 / 2024年8月26日 17時16分

番付表を指差す阿武剋(カメラ・佐々木 清勝)

 日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。モンゴル出身の阿武剋(おうのかつ、阿武松)は昨年九州場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏んでから、所要5場所で新入幕を果たした。千葉・習志野市の阿武松部屋で会見した阿武剋は、大きくなった自らのしこ名が載った番付表を手にして笑顔。「字も太く、でかくなって、応援していただいている方々に見つけてもらえるような大きさになったのでうれしいです」と喜びをかみしめた。

 中学時代には数学オリンピックで、故郷・ウブス県で優勝という頭脳明晰(めいせき)な一面を持つ。15歳で来日し、神奈川・旭丘高で相撲を始めた。日体大では関脇・大の里(二所ノ関)と同級生。4年時には大の里を決勝で破り、学生横綱の栄冠も手にした。アマチュア時代では1勝1敗だったといい、「(次の対戦は)本場所ですね。対戦できるように自分も頑張りたいです」と闘志を燃やした。

 同席した師匠の阿武松親方(元幕内・大道)は「まだ上があります。自分は通過点だと思っています」と大きな期待をかけた。まだざんばら髪の阿武剋だが、伸び具合によっては秋場所が“まげデビュー”の可能性もあるという。「番付が上がって相手も強くなるので、もっと必死に頑張りたいです。2桁白星を目指します」と力を込めた。

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