新人演歌歌手・里野鈴妹、北島三郎に会いたい「銅像でしか見たことがない」９月４日にデビュー

デビューコンベンションを開催した里野鈴妹（カメラ・松下　大樹）

　演歌歌手の里野鈴妹（すずめ）が２６日、都内でデビューコンベンションを開催した。

　昨年にレコード会社「日本クラウン」のオーディションで準グランプリを受賞した新人歌手。９月４日に「バカ酒場」でデビューする里野は「世界中の人を笑顔にしたい。最近は演歌歌手でも歌謡曲を歌われることが多いですけど、演歌を復活させたいです」と誓いを立てた。会いたい演歌歌手は北島三郎だといい「銅像でしか見たことないので、生で見てみたい。どうやったら銅像なれますかって聞きたいです」と満面の笑みを浮かべた。

　演歌歌手を志したきっかけについて「水森かおりさんをテレビで見たときに一目ぼれしました」と告白。「ファンクラブにも入って、水森さんの追っかけしてました」と熱烈なファンだったことを明かした。

　デビュー曲「バカ酒場」を初めて見たときの感想を聞かれると「いただいたときはタイトルに驚きました。回文になっていて、反対から読んでも「ばかさかば」になっていると気づきました」と目を輝かせた。レッスンについて「先生に朗々とストレートにまっすぐ歌えと言っていただきました」と振り返った。

　プロフィル欄に趣味は「食べること」、好きな言葉は「おかわり」と書くほど食欲が旺盛で「結構大食いなんです。今まで食べた中で一番多いのは、（餃子の）王将のちゃんぽんを３杯食べました」と苦笑い。体形維持には苦戦しているようで、「腹六文目にしろって言われてます」と笑い飛ばした。

　まずは９月４日のデビューを華々しく迎えることが最初の目標。「うまいことデビュー日を迎えられたら良いなと思ってます」と兵庫県出身らしく関西弁のなまりで意気込みを口にした。