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サッカー元イングランド代表監督のエリクソン氏が死去 76歳 1月にがん闘病と余命は「長くても1年」と公表

スポーツ報知 / 2024年8月26日 21時19分

 サッカーのイングランド代表監督などを歴任したスベン・ゴラン・エリクソン氏が26日、がんのため死去した。76歳だった。公式ホームページによると、自宅で家族に囲まれて息を引き取ったという。今年1月、母国スウェーデンのラジオ番組でがんの闘病中であることを公表。「(余命は)長くても1年、悪ければもっと短い」などと余命宣告を受けたことを明かしていた。

 スウェーデン人のエリクソン氏は27歳で現役引退後、すぐ指導者に転身。母国のクラブからベンフィカ(ポルトガル)、ローマ(イタリア)などを経て2001年にイングランド代表監督に就任。MFベッカムらスターぞろいのチームを率いた初の外国人監督として2002、06年W杯の2大会で8強に導いた。

 マンチェスターC(イングランド)を1季率いたのち、メキシコ、コートジボワール、最後はフィリピンの代表監督も務めた。昨年2月、健康上の理由でスウェーデンのクラブでの役職を退いた。アマゾンプライムで放送されたドキュメンタリーで「コーチ、選手、観客、全てに感謝する。本当に素晴らしかった。自分を大事に、自分の人生を大事に生きてください。さようなら」とメッセージを残していた。

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