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渡辺雄太、千葉J加入は「熱量」NBAで苦しんだメンタル面サポートを「強調してくださった」富樫勇樹との“約束”も

スポーツ報知 / 2024年8月27日 13時46分

会見を行う渡辺雄太(カメラ・小林 泰斗)

 バスケットボール男子の世界最高峰NBAで、日本人最長6シーズンプレーした渡辺雄太が27日、都内でプロ男子B1リーグの千葉ジェッツへの入団会見に登壇。黒のスーツ姿で臨み、最初に「改めまして、千葉ジェッツの渡辺雄太です」とあいさつ。また今オフに声をかけてくれたというBリーグの約20チームに向けても「この場をもって改めて、僕にオファーをくださったチームの方々に本当に感謝の気持ちを申したい」とお礼を述べた。

 今オフ最大の注目となった渡辺の“争奪戦”。最終的に千葉Jへの加入を決めた理由について「本当にどのチームも魅力的なオファーをくださいましたし、どのチームも熱量も感じたが、やっぱりどこよりも千葉Jが僕に対しての熱量をくださったかなと感じている」と明かした。

 また、NBAでの2023~24年シーズン終盤、自身がメンタル面で苦しんだこともあり、「日本に帰ってくる一番大きな理由として、やはりメンタル的な問題があった」とし「自分も当事者になってみて、初めて辛さやしんどさを感じた。そこはなかなかセンシティブな問題なんで、あんまり話題にしたくないっていうのが多分普通だと思うが、ただ、千葉Jに関しては、とにかくそこを全力でサポートしたいと言ってくれた」と説明。「『バスケを十分楽しめる環境を作っていってあげたい』と、そこを強調して言ってくださったのが千葉Jだけだった」という。

 ともに五輪2大会に出場し、プライベートでも仲の良い富樫勇樹の存在も大きく、過去には「いつか同じチームでやりたい」と“約束”も。「もちろん彼がいるっていうのも理由にはなってくる」と語った。

 Bリーグ屈指の強豪クラブに入団し、これから切る新たなスタートに胸を高鳴らせ、「本当にこのチームで、このユニフォームを着てプレーできることはすごく光栄に思っている。一緒に優勝を目指して頑張っていきたい」と意気込み。

 千葉JのBリーグ開幕戦は10月5日の宇都宮戦で、会場は約1万人が収容可能な新本拠地「ららアリーナ東京ベイ」。

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