ＪＲＡ騎手１４人が児童養護施設を訪問 Ｔシャツをデザインした永島まなみ騎手「明るく過ごしていけたら」

「小鳩の家」を訪問した栗東所属の騎手たち（後列左から時計回りに高田、川須、永島、今村、河原田、高倉、国分優、松山、酒井、森一、難波、森裕、加藤、団野の各騎手）(カメラ・玉木 　宏征)

　高田潤騎手＝栗東・フリー＝をはじめ、栗東所属のＪＲＡジョッキー１４人が８月２７日、滋賀県大津市の児童養護施設「小鳩の家」を訪問した。

　２００９年に始まった訪問は昨年、コロナ禍を経て４年ぶりに再開。お祭りの縁日のようにフランクフルト、たこ焼き、いちご飴、りんご飴などを振る舞った。約５０人の子供たちと職員が楽しい時間を過ごした。

　発起人の高田騎手は「台風が心配でしたが、何とか開催できて良かったです。子供たちはおもちゃとかよりも、人とのぬくもりを求めています。続けることに意義があると思うので、ずっと続けていきたい。僕たちも元気をもらっています」とすがすがしい表情。

　騎手全員が着用しているＴシャツは「Ｊｕｓｔ　ｔｈｅ　ｗａｙ　ｙｏｕ　ａｒｅ」と書かれており、永島まなみ騎手がデザインした。１００枚限定でネットで販売すると約２時間半で完売し、売り上げ金は施設に寄付される。昨年に続いて参加した永島騎手は「『Ｊｕｓｔ　ｔｈｅ　ｗａｙ　ｙｏｕ　ａｒｅ』は『ありのままの君で』という意味で、潤さん（高田騎手）セレクトです。（施設名にちなんで）鳩と、明るい色のお花をデザインしました。みんな明るく過ごしていけたら」と持ち前のまなみスマイルを見せた。