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記憶に残る細身サイドスロー…2年連続18勝、沢村賞獲得も江川との世紀のトレード 男の意地見せた巨人戦8連勝

スポーツ報知 / 2024年8月28日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第83回は小林繁。

  * * *

 細身のサイドスローで、第1次長嶋政権を支えたのが小林繁だ。

 1952年11月14日、鳥取生まれ。由良育英から神戸大丸を経て、71年のドラフトで6位指名を受ける。72年の都市対抗後、入団した。

 前年の最下位から優勝を成し遂げた76年。18勝を挙げる活躍で長嶋茂雄監督の初Vに貢献。阪急との日本シリーズでは7試合中、第2戦を除く6試合にリリーフ登板。初戦で敗戦投手となるが、4、6戦で勝ち投手、5戦ではセーブを記録した。翌77年も2年連続の18勝に加え7S、防御率2・92の好成績で沢村賞を獲得した。

 78年も13勝と3年連続2ケタ勝利をマーク。その後、阪神がドラフト指名した江川卓を巨人にトレードすることとなり、交換相手として阪神に。キャンプイン前日の1月31日の出来事だった。

 移籍1年目の79年、巨人戦8連勝を含む22勝で、2年ぶりに沢村賞に選出される。

 阪神でも5年連続で2ケタ勝利を飾るが、右手の血行障害もあり83年に引退。97年に近鉄、09年に日本ハムコーチを務め、2010年1月、死去した。

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