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山田洋次監督、寅さん第1作目で「監督クビを覚悟」明かす 「男はつらいよ」55周年記念ファン大感謝祭で

スポーツ報知 / 2024年8月27日 20時35分

「男はつらいよ」55周年記念ファン大感謝祭。第1作目のポスターと寅さんを演じた渥美清さんのパネルをバックに思い出を語る山田洋次監督

 映画「男はつらいよ」の55周年記念ファン大感謝祭イベントが27日、東京・葛飾区のMOVIX亀有で行われ、同作の生みの親、山田洋次監督(92)が登壇した。

 シリーズ第1作目の封切り日が1969年8月27日であることから、この日のイベント開催に。山田監督は「あのとき、まさかヒットするとは思わず公開された日は家でゴロゴロしていた。そうしたら、(大入りで)会社から呼び出された。どうしてもつくりたいとは思ったけれど、もしダメなら監督はもう出来ないだろう、という覚悟もあった。お客さんが笑ってくれるとは思わず、最初はびっくりしたね」と感慨深げ。

 そして第1作の劇中、さくらと結ばれる博(前田吟)が思いを切々と伝えるシーンがあるが「そんなときに(当時の自分の違った気持ちも)出てくるんだね。そういう場面を一生懸命になって撮った気がするね」と懐かしんだ。場内には、おなじみの寅さん風の格好をした老若男女も目立った。「今ごろ寅さんはどこを旅しているだろう、と思ったりするけれど、いまここに帰ってきてるんじゃないかな。今日は思いがけなく楽しい集まりでした。作り手として望外の幸せ。ありがとう」と感謝していた。

 イベントには、玉袋筋太郎、お笑いコンビ、ミキの昴生、北山雅康も参加。催しの後は、シリーズの中からファン投票第1位に選ばれた「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」(第17作、1976年公開、マドンナ・太地喜和子)が上映された。

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