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もう内角投げられない…巨人・浅野への初回死球が明暗分けた モンテス、岡本和、吉川が吉村捉え一気3点

スポーツ報知 / 2024年8月28日 5時5分

1回1死、死球を受けた浅野(カメラ・中島 傑)

◆JERA セ・リーグ ヤクルト2―5巨人(27日・神宮)

 電光石火の攻撃だった。初回1死、浅野の死球をきっかけに、モンテス、岡本和、吉川と3本の適時打が飛び出し、3得点。阿部慎之助監督(45)は「そうだね」と拍手を送った。初回に3得点を奪ったのは、7月7日に同じく神宮のヤクルト戦で4得点を挙げて以来。一気に試合の主導権を握った。

 隙を突いた。吉村とは今季は2度対戦し、0勝2敗。14回1/3で1得点も奪えていなかった。だが初回1死、抜けた150キロの直球が浅野の左手首付近を直撃。内角攻めが減ると、続くモンテスの左中間フェンス直撃の二塁打で先制。岡本和、吉川の適時打で一気に3点を挙げて主導権を握った。3本とも真ん中から外寄りのボールを捉えたもので、Gキラーを集中打で打ち崩した。

 貯金は今季最多タイの12。首位・広島が中日に敗れたことで、ゲーム差はなしとなった。だが先頭打者が出塁した8回には岸田が、9回には増田大がバントを失敗。4年ぶりのリーグ優勝が現実味を帯びてきたからこそ、苦言も忘れなかった。「終盤、ちゃんとバントで送るところだったり、そういうのができなかったからね。勝ったからいいものの、個々が反省してほしいなと思います」。歓喜のセプテンバーへ、隙はつくらない。

(井上 信太郎)

 ◆ヤクルト高津監督(吉村について)「(浅野に)ぶつけちゃったので、もう、そこから(配球も)偏った感じになりましたね」

 ◆ヤクルト伊藤投手コーチ(浅野に与えた死球後の吉村について)「次の打者(モンテス)に勝負できてなかったもんな。(内角に)全く行けなくなったもんね。やっぱり気持ちが逃げているような感じは受けた」

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