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張本智和「30歳までの9年間が勝負」パリの悔しさ胸に28年、32年五輪メダル獲得へ再出発

スポーツ報知 / 2024年8月27日 23時13分

報告会前の囲み取材で記者の質問に答える張本智和(カメラ・小林 泰斗)

 日本卓球協会は27日、東京都内で関係者を約200人招いて、パリ五輪の報告会を開いた。男子団体4位、シングルス8強のエース・張本智和(智和企画)は、出場3種目でメダルに届かなかったパリ大会の雪辱への思いを語った。卓球選手は30歳が1つの区切りとし「(現在の21歳から)この9年間が一番勝負だなと思っている。それまでのオリンピック2大会で絶対にシングルスでメダルを取りたいと思っている」と、28年ロサンゼルス、32年ブリスベン大会での表彰台に向け、覚悟を示した。

 パリ大会のシングルスでは準々決勝で金メダルを獲得した樊振東(中国)から先に2ゲームを奪うなど追い詰めたが、3―4で惜敗。団体では準決勝でスウェーデン、3位決定戦では開催国のフランスにいずれも2―3で屈した。13日に帰国後、17日には練習を再開。課題を洗い出し、取り組んできた。「全体的に言えるのは攻撃的な卓球ですね。やっぱり攻めてなんぼ。『張本、攻めているな』という状況を増やせればいいなと思います」と、安定感に加えた攻めのスタイルへの進化を掲げた。

 国際大会は9月9日開幕のWTTチャンピオンズ・マカオ大会から参戦。10月のアジア選手権(カザフスタン)でのタイトルに照準を合わせる。その前に31日に琉球の一員として金沢とのTリーグ初戦を迎える。五輪後初戦で、今季加入した五輪団体メンバーの篠塚大登(愛知工大)と共闘し、チームとして2季ぶりの頂点を目指す。「強い戦力が加わる。出場する試合は勝って、優勝を奪還できるように」。大舞台での悔しさを胸に、エースが再スタートを切った。

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