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中嶋一輝が2回KOで東洋太平洋王座初防衛 次戦は辰吉丈一郎の次男・寿以輝とV2戦

スポーツ報知 / 2024年8月27日 23時16分

2回、和気慎吾(右)を攻める中嶋一輝(カメラ・岡野 将大)

◆プロボクシング ▽東洋太平洋スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇王者・中嶋一輝(KO2回2分11秒)同級7位・和氣慎吾●(27日、東京・後楽園ホール)

 メインで東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチが行われ、王者の中嶋一輝(大橋)が挑戦者の同級7位・和氣慎吾(FLARE山上)と対戦した。2回に左フックから怒とうのラッシュを見せ、和氣を一気に沈めた。「左フックが効いたのがわかったので、まとめました」と完勝に試合後は表情が緩んだ。

 試合が終わると観客席にいた元WBC世界バンタム級王者。辰吉丈一郎の次男・寿以輝(大阪帝拳)がリングに上がった。大橋ジムの大橋秀行会長は「年末になるのか、次戦メインで」と中嶋のV2戦で「浪速のジョー2世」と対戦を明言した。

 寿以輝は「こんな機会をもらってうれしい」とビッグマウスだった父と違い、殊勝にタイトルマッチを喜んだ。対するチャンピオンは「テンションが上がります。次もKOで勝ちます」と倒して2度目の防衛を果たすことを宣言した。

 戦績は31歳の中嶋が16勝(13KO)2敗1分け、37歳の和氣が31勝(22KO)9敗2分け。

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