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卓球・篠塚大登「世界ランク20位以内」「WTTに出て上の選手に食らいつく」…パリ五輪報告会

スポーツ報知 / 2024年8月28日 0時9分

報告会前の囲み取材を受ける篠塚大登(カメラ・小林 泰斗)

 日本卓球協会は27日、東京都内で関係者らを約200人招いて、パリ五輪の報告会を開いた。男子団体4位の篠塚大登(愛知工大)は、シングルスの世界ランク40位からの浮上を図り、国際舞台でさらなる成長を誓った。「とにかくWTT(の国際大会)に出て、上の選手に食らいつくことを増やしていきたい。世界ランクを20位以内に上げたい」と明確な目標を掲げた。

 団体戦要員で初出場したパリ五輪で4位となり、目標の表彰台には一歩届かなかった。試合の映像は「悔しくて、少ししか見られていない」と明かした。一番印象深かったことは「大歓声」を挙げて「今までに感じたことがないほどの歓声で、自分が五輪で戦えているんだと思えてうれしかった」と夢舞台を振り返った。28年ロサンゼルス五輪に向け、「もう一回五輪に出ることは、そんなに簡単なことではない。でも諦めたくない。自分を成長させる」と雪辱の舞台へ奮い立たせた。

 Tリーグでは昨季優勝の東京から琉球に移籍。五輪団体メンバーの張本智和(智和企画)とチームメートになり、31日の金沢とのリーグ初戦(沖縄・那覇市民体育館)に挑む。五輪後初戦となり「新しい気持ちで始まる。本当に楽しみです」と意気込んだ。国際大会では9月26日開幕の中国スマッシュから出場する。「強くならないといけない」と、20歳の左利きは繰り返した。

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