元世界女王の大坂なおみ、4年7か月ぶりのトップ10撃破で涙-テニス全米OP
スポーツ報知 / 2024年8月28日 6時8分
◆テニス 全米オープン 第2日(27日、ニューヨーク・ナショナルテニスセンター)
2度の優勝を誇る世界ランキング88位の大坂なおみ(フリー)が、トップ10撃破で3年ぶりに1回戦を突破した。2017年全仏覇者で同10位のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-3、6-2のストレート勝ち。トップ10からの勝利は2020年1月のブリスベン国際準々決勝で、世界9位(当時)のベルテンス(オランダ)に勝って以来4年7か月ぶり。
3度目のマッチポイントでフォアが決まると、大坂は天を仰ぎ、4年7か月ぶりの金星をかみしめた。ベンチに戻ると、「泣かないようにしようと思っていたけど」、我慢できずに自然と涙があふれた。
完ぺきな勝利だった。1度も自分のサービスゲームを失わず。第1セットは凡ミスが0本で、試合を通じてもわずか5本と、強打が持ち味の大坂としては、非常に珍しい安定したプレーを披露。「この勝利と雰囲気こそが、私には非常に大きな意味があるの」と、2度の優勝を誇る舞台でうれし涙だ。
13日に、自分のインスタグラムで、現状の悩みを打ち明けた。大坂は、出産から、今年、約1年3か月ぶりにツアー復帰した。しかし、その後、上位進出がなかなかできず、パリ五輪も1回戦で敗れた。大坂は、インスタグラムに「自分の体が自分のものではない不思議な感じがする」と投稿。「ラケットは腕の延長だったが、今は違ったもののように感じる」と、違和感を明かしていた。
しかし、この日は、そんな悩みを感じさせない完ぺきなプレーを披露。「常に、1ポイントごとに、頑張れ、戦えと言い続けていた」。2021年に3回戦に進出して以来の全米での勝ち星に「早く娘に会って、抱きしめたい」と、長女シャイちゃんと喜びを分かち合う。
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