男子８００Ｍ日本記録保持者の落合晃が１分５０秒６７の組２着で準決勝進出…陸上Ｕ２０世界選手権

落合晃

◇陸上　Ｕ２０世界選手権　第１日（２７日、ペルー・リマ）

　男子８００メートル予選で日本記録保持者の落合晃（滋賀学園高３年）が１分５０秒６７の５組２着で準決勝に進んだ。

　６月の日本選手権（新潟）を制した、注目の現役高校生だ。落合は７月３１日の全国高校総体（福岡）で１分４４秒８０の日本新記録で連覇を達成。２０１４年に川元奨、２１年に源裕貴がマークした日本記録（１分４５秒７５）を約１秒、大幅に更新し勢い抜群。今大会への出国前は「楽しみっていう気持ちが大きいです。日の丸をつけてチームジャパンで戦わせていただく。自覚を持ってしっかり自分の走りをしたい」と力強く語っていた。

　今シーズンはパリ五輪出場を目標に掲げていたが、惜しくも届かず。今大会は来年９月に東京で行われる世界選手権の参加標準記録（１分４４秒５０）突破も視野に入れている。「状態としてもすごく良い状態で来ている。世界の方々と勝負して、やっぱり優勝というところと、自己ベスト。４３秒台も目指していきたいです」と決意していた。