ずん・飯尾和樹がヤクルト―巨人戦で人生初の始球式借金１６の状況に「住宅ローンを返すようにコツコツと」

始球式を行ったずんの飯尾和樹（カメラ・中島　傑）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト―巨人（２８日・神宮）

　お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹が始球式を行った。名字にちなみ「１１０番」のユニホームに身をまとい、マウンドへ。外角高めへの抜け球となったが、見事ノーバウンドで捕手のミットに収まった。「夢はドラフト３位でヤクルトに入団すること」だったという飯尾。人生初の大役を終えると、興奮気味に「皆さんの前だと格好付けて３０点って言いますけど、本心は１００点ですね」と周囲を笑わせた。

　始球式が決まった際には同じくヤクルトファンの出川哲朗にも報告したといい、「マジで！？　いやあ、ずるいな～　いいなあ～」と、羨ましがられた裏話も明かした。

　チームは２７日の巨人戦に敗れて今季ワーストの借金１６となったが、「我々は切り替えてます。住宅ローンを返すようにコツコツ返していく。理想は貯金をして終わってほしいんですけども、この前『ホンマでっか！？ＴＶ』の楽屋でスワローズファンの（磯野）貴理子さんと話して、来年に向けて借金７にしないかということで落ち着きました。（借金を）９（個）盛り返したら、そのまま来年に（勢いが）行くんじゃないかと。借金一桁を目指しましょう。５５年生きてきて、現実はちょっとわかっていますから。もちろん奇跡は願ってますけど、確実に来年に向けて（借金を）９個減らすのはすごいですよね」と、現実的な（？）目標を設定していた。