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「何球かかっても6回までは…」巨人助っ人左腕が有言実行2失点粘投で昨年に並ぶ6勝

スポーツ報知 / 2024年8月29日 5時30分

2回2死一、二塁、松本直の打球を一塁に送球するグリフィン(カメラ・中島 傑)

◆JERA セ・リーグ ヤクルト2―3巨人(28日・神宮)

 グリフィンは試合が決すると、仲間とのハイタッチで少しだけ表情を緩めた。7月20日・中日戦(バンテリンD)以来、約1か月ぶりの白星。来日1年目の昨季に並ぶ6勝目で、神宮では通算3戦3勝となった。粘投で勝利を手繰り寄せた左腕は「自分の勝ちには何の頓着もないので、チームが勝って良かった。味方が先に点を取ってくれて、それが大きかった」とうなずいた。

 最速149キロの直球が安定し、フォークも上々。2回終了時に43球となるなど序盤から球数こそ要したが、「何球かかっても6回までは」と腕を振り、イニングの先頭の出塁は一度も許さなかった。2回は2死満塁でサイスニードを空振り三振。3回は2死二塁で村上を二ゴロに封じた。2点リードの4回に追いつかれたが、勝ち越しは許さず。6回5安打2失点、8奪三振にまとめた。

 野球以外ではゴルフが特技で、ベストスコアは高校時代に出した68。自宅でも時間がある際は趣味として「(海外の)トーナメントはよく見る」という。「(野球は)地理的条件も球場によって違ったり、気象条件も違ったり、そういうのを準備しないといけない。ゴルファーもコースをしっかり検討したりする。緻密(ちみつ)な準備が必要かなというのが共通している」とプロゴルファーへのリスペクトも持ちながらテレビ観戦している。

 マウンドでは「試合展開にかかわらず、気持ちを切らさないのはプロとして当然」と言い切る助っ人。次回登板は勝負の9月で、「試合をつくってチームが勝てるように、そういう9月にしたい」と気持ちを新たにした。丁寧かつ冷静に、好投を続ける。(田中 哲)

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