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「珍しい走り方」久保凛の走り方を増田明美さんが解説「脇が開いています。体幹がしっかりしているから走りやすいんでしょう」

スポーツ報知 / 2024年8月29日 5時45分

◆陸上 U20世界選手権 第1日(27日、ペルー・リマ)

 女子800メートル予選で日本記録保持者の久保凛(16)=東大阪大敬愛高2年=が2分4秒53の1組1着、全体でもトップのタイムで準決勝に進んだ。杉森美保が05年にマークした2分0秒45の日本記録を7月に19年ぶりに更新(1分59秒93)し、日本女子で初めて2分を切った注目の高校生。初の海外レースも堂々と走り抜いた。準決勝は日本時間30日に行われる。久保凛の走り方を増田明美さんが解説した。

 * * * *

 何よりも、大舞台で人の胸を借りず、自分で主導権を握って1周目からトップに立つという勇気、度胸がすごいです。1位でしたが、最後に流していて余裕もありましたね。私は高校生の時、ローマでの3000メートルが初めての海外レースでした。機内食がうれしくて食べ過ぎちゃって体重が増えたことに加え、レースでは足がすくんじゃってビリだったんです。だから、初めての海外レースで文化も歴史も違う場所で本当にすごいと感じます。

 走り方は、脇が開いています。珍しい走り方ですが、凛さんは体幹がしっかりしているから、それが走りやすいんでしょうね。あれだけのストライド走法だと頭が揺れる選手が多いですが、凛さんは揺れない。相当、体幹や腹筋のトレーニングをしているということです。準決勝も楽しみに見ています。(1984年ロス五輪女子マラソン代表、スポーツジャーナリスト・増田 明美)

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