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【ソフトバンク】津森宥紀、3者連続押し出しで今季初2軍降格 今宮健太は猛ゲキ「ああいう姿見たくない」

スポーツ報知 / 2024年8月28日 22時26分

7回2死満塁から登板した津森宥紀(中)は連続3四死球で勝ち越され降板する(カメラ・豊田 秀一)

◆パ・リーグ ソフトバンク1―4オリックス(28日・長崎)

 ソフトバンクがオリックスに逆転負けを喫したが、2位・日本ハムも敗れたため、マジックは1つ減って19となった。

 この日、印象的なシーンは7回にあった。今宮健太内野手が、鬼気迫る表情でマウンド上の津森宥紀投手を鼓舞したのだ。

 1―0の2死満塁で先発・大関が降板。2番手・津森が火消し役を務めるところだったが、直球が浮いて同点の押し出し四球を献上。続く太田への直球は逆に低めに沈み、決勝の連続押し出し四球を与えた。さらに続く森にも、ダメ押しの押し出し死球を与え、津森はアウト・カウントを増やすことができないまま降板。試合後、小久保監督は「ストライク入らんかったんで、一回2軍にいってもらいます。あれじゃあ士気も下がる」と今季初の再調整を命じた。

 津森が太田に決勝の押し出し四球を与えた直後、マウンドに駆けつけてゲキを飛ばしたのが今宮だ。うつろな様子の右腕とは対称的に厳しい表情で「ああいう姿を見たくないなと思いましたし、それを伝えました」とキッパリ。さらに「もうウソでもいいんで、ガンと開き直って(ほしかった)。なかなかあの表情で投げても、いい結果っていうのは生まれない可能性が高いと思って。それを言いにいっただけです」と再度説明した。

 先発の大関が気持ちを前面に出し、6回までオリックス打線をゼロに抑えた。それだけに、ベテラン遊撃手には津森の姿が歯がゆく映ったようだ。「大関と津森を比較して、大関はやっぱ気持ちでガンガンいってました。ああいう姿っていうのは大事なのかなと思いました」と語気を強めた。

 津森は2軍降格について「悔しいです。(2軍で調整して)自分のいつも通りのピッチングができるようにしたいです」とポツリ。この日の投球については「(打者ではなく)自分と勝負してる感じになった。野手の皆さんには、不安そうに投げているのが伝わったのかと思います」と声を絞り出した。

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