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J1札幌 MF近藤友喜が9月1日ホーム川崎戦へ「問題ない」…前節先制ゴールも担架で運ばれ交代「両ふくらはぎがつっただけ」

スポーツ報知 / 2024年8月29日 6時0分

ボールを追う札幌MF近藤(中央)

 J1北海道コンサドーレ札幌MF近藤友喜(23)が、5戦連続先発に向けて歩み出した。札幌は28日、2日間のオフを終え、宮の沢で練習を再開した。25日のアウェー・磐田戦で前半9分に先制点を決め、2―0勝利に貢献した近藤だったが、後半16分、担架に乗せられピッチを後にした。状態が懸念されたが、ボール回しに笑顔で参加。「両ふくらはぎがつっただけ。まだ重みみたいのはあるが、けがじゃないので大丈夫」と明るい表情で不安を一掃。次節のホーム・川崎戦(9月1日)出場は「全く問題ない」と強い意欲を示した。

 昨季は横浜FCで最下位に終わり、J2降格を経験。「負ける時はスッと負けるし、勝つ時も『勝っちゃった』みたいな感じだった」。同じく残り10試合時点で18チーム中17位だった昨年を、近藤はそう思い返す。今年は第2節から降格圏を抜け出せずの最下位にとどまるも、2勝1分けの直近3戦で9得点という状況に「今は何試合も複数得点を取れている。そこは去年とは全然違う」と下を向いてはいない。

 逆転残留の可能性を高めるためにも、川崎戦の重要度は理解している。「磐田に勝ってやっと残留争いに参加できた。次勝たないと、残留はまだ見えてこない」。今季初の3連勝を目指す戦いで、先発ピッチを譲る気などない。

(砂田 秀人)

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