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全米初出場初勝利の内島萌夏、痛めた腰が影響し2回戦で敗退…全米OPテニス

スポーツ報知 / 2024年8月29日 2時21分

◆テニス 全米オープン 第3日(28日、ニューヨーク・ナショナルテニスセンター)

 1回戦で全米初出場初勝利をあげた世界ランキング64位の内島萌夏(安藤証券)が、2回戦で敗れた。2022年ウィンブルドン8強で、同101位のユレ・ニーマイアー(ドイツ)に4-6、0-6のストレートで敗退した。

 前哨戦で痛めた腰は快復しなかったようだ。1回戦でダブルフォルト10本を生んだサーブは、この日も第1サーブが入る確率が50パーセントを切った。ダブルフォルトも7本。それでも勝った1回戦と大きく違ったのは、相手が強烈なフォアを持っていたことだ。

 第2サーブになると、フォアで上からリターンをたたき込まれ、受け身に回った。それでも第1セット4オールまで耐えたが、力尽きた。あまりのサーブの不調と、腰の痛みからか、集中が落ち戦意喪失。その後、1ゲームも取れなかった。

 2回戦で敗れたが、1回戦で全米初出場初勝利をあげ、再び世界トップ50入りに迫る。173センチの身長から放たれるショットは切れ味が鋭く、日本女子期待の逸材だ。パリ五輪も経験し、この全米で4大大会本戦に全て出場。大きな経験を積み、次戦に生かす。

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