Ｊ３いわてグルージャ盛岡が３試合で１万人集客目指す ９月１日讃岐戦前にはスペシャルマッチ開催…「秋田豊お面」のプレゼントも

J３岩手が配布する秋田豊社長のお面

　Ｊ３いわてグルージャ盛岡が９月１日の讃岐戦、１４日の八戸戦、２９日の北九州戦のホーム３試合（いずれもいわスタ）で合計１万人の入場者を目指す「いわて一岩１万人プロジェクト」を行っている。

　讃岐戦では午後６時のキックオフに先がけて、午後２時からジャパンレジェンド対岩手県中学選抜（３０分×２）のスペシャルマッチを開催。ジャパン―には鈴木隆行さん（スポーツ報知評論家）、福西崇史さん、本山雅志さん、松井大輔さんら多くの元日本代表選手が名を連ねる。監督としてベンチ入り予定の秋田豊社長（５４）は「ジャパンの選手には『手を抜かないでくれ』と伝えてあります。未来を担う中学生には、Ｗ杯に出た選手の強い当たりやセットプレーを体感してほしい」と呼びかけた。

　スペシャルマッチ単体の入場券はなく、讃岐戦のチケット保有者が観戦できる。先着２５００人には秋田社長の顔がプリントされた「秋田豊お面」をプレゼント。ＪＲ盛岡駅からのシャトルバス（有料）も、両試合に合わせて合計４便が運行される。クラブの過去最高入場者は１７年８月のＧ大阪Ｕ―２３戦の３５９０人。チームは最下位と苦しい状況だが、秋田社長は「フロントとしてもしっかり戦ってバックアップしたい」と力を込めた。