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山本由伸がマイナーで復帰登板2回1失点 次回は「5、6日後に3イニング」とロバーツ監督説明

スポーツ報知 / 2024年8月29日 10時15分

◆米大リーグ傘下マイナー3A ラウンドロック―オクラホマシティ(28日、米テキサス州ラウンドロック=デル・ダイヤモンド)

 右肩腱板損傷のため60日間の負傷者リスト(IL)に入っているドジャース・山本由伸投手(26)が28日(日本時間29日)、傘下マイナー3Aのオクラホマシティの敵地・ラウンドロック戦で先発し、初回に特大弾を浴びたが、2回は3者凡退で抑えて予定の2イニングを投げきって降板した。2回31球を投げて、1安打1失点、2奪三振、最速95・7マイル(約154・0キロ)だった。

 背番号99のユニホームでマウンドに上がった由伸。初回は2死から中堅にソロを浴びたが、許した安打はこの1本のみで2回は3者凡退に抑えた。ロバーツ監督は山本の登板前に取材に応じ、今後の復帰への見通しについては「(今日)うまくいけば、5、6日後に3イニングを投げる。その時点で会話をして、(メジャーに)合流して4イニングを投げることがいいか、それともさらに(調整が)必要かを決める」と説明した。

 メジャー1年目の山本は、開幕から先発ローテを守ってきたが、6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で2回28球で緊急降板。右肩腱板損傷と診断されて離脱し、実戦登板から離れていた。この日の登板は、マイナーながら、74日ぶりの対外試合登板。これまでキャッチボール、ブルペンでの投球練習、ライブBP(実戦形式の練習)登板などで調整してきた。

 メジャーでは14試合に先発して、6勝2敗、防御率2・92。シーズン終盤で復帰し、プレーオフへ向けて、故障者が続出して不安定な先発陣の救世主となることが期待されている。

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