大谷翔平、デコピンの“始球式”練習は「３週間くらい」「僕が緊張」 ４２号先頭弾＆２盗塁の大暴れ

　◆米大リーグ　ドジャース６―４オリオールズ（２８日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２８日（日本時間２９日）、本拠地・オリオールズ戦に「１番・指名打者」でフル出場し、先頭打者本塁打となる４２号ソロを放ち、走っても２盗塁で、１９９８年Ａ・ロドリゲス（マリナーズ）以来史上２人目となる「４２―４２」（４２本塁打＆４２盗塁）をマークした。自身と愛犬・デコピンのボブルヘッド人形が配布され、デコピンが始球式にも登場した試合で、圧巻の存在感を見せた。

　大谷は試合後の現地放送のインタビューで「ファーストピッチは僕が緊張していましたけどなんとかきれいに決めてくれてよかったと思います。３週間くらい（練習を）しました」と明かし、本塁打を放った２１年サイ・ヤング賞のバーンズに対しては「素晴らしい投手だということはもちろん対戦する前から分かっていたので、少ないチャンスを何とかものに出来るようにしたいと思っていました」と話した。