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【小倉2歳S】充実一途の米国産馬が50秒2―12秒4の一番時計 重賞初挑戦V見えた

スポーツ報知 / 2024年8月30日 6時30分

ジャスパーディビネは坂路で一番時計をマーク

◆小倉2歳S追い切り(29日・栗東トレセン)

 第44回小倉2歳S(9月1日、中京)に参戦するジャスパーディビネが29日、栗東・坂路で一番時計となる50秒2―12秒4を叩き出し、好調をアピールした。

 前半は我慢を利かせつつ、力強く登坂した。キュピドン(4歳1勝クラス)を1馬身追走し、鞍上の仕掛けにしっかりと反応。ラスト1ハロンでトップスピードに乗って1馬身先着した。「しまいまでしっかり動けていました。新馬戦の時はまだ体がボテっとしたところがありましたが、追い切りを重ねてシルエットがすっきり。ようやく競走馬の体になってきましたね」と清水亮助手は手応えを感じる。

 1400メートルのデビュー戦は二の脚を利かせてハナを奪うと内をロスなく回り、追いかける他馬に並びかけることすら許さない逃走劇。森秀厩舎が達成した新潟での新馬戦5戦5勝の一翼を担った。舞台は中京へ替わるが「1200メートルへの距離短縮はプラスだと思いますし、坂も苦にしないタイプ。このメンバーでもやれていいと思います」と同助手。充実一途の米国産馬が、重賞初挑戦Vをつかむ。(山本 理貴)

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