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【明日の金ロー】今回の放送でも「バルス祭り」は盛り上がるのか?「天空の城ラピュタ」

スポーツ報知 / 2024年8月29日 21時0分

ラピュタに到着して喜ぶパズー(右)とシータ(C)1986 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

 30日の金曜ロードショー(後9時)は、先週に続き「夏はジブリ」ということで「天空の城ラピュタ」(1986年)を放送。こちらも先週の「となりのトトロ」(88年)と同じく、金ローへは19回目!の登場。ちなみに前回2年前も2作品は同じタイミングでの放送(22年は「耳をすませば」も含め3週連続放送)だったが、当時は「ラピュタ」→「トトロ」と今回とは逆の順番での放送だった。

 「もはや不要」と言われそうなところではあるが、一応ストーリーを。渓谷の鉱山で働くパズーの元にある日、少女が空から降ってきた。彼女の名前はシータ。政府の特務機関に所属するムスカに捕らわれていたが、飛行船から落下し、逃げ出したのだった。一方、空中海賊・ドーラ一家もシータの行方を追っていた。

 両者が狙っていたのは、シータが持つ「飛行石」。彼女の家に代々伝わってきたというその石は、空中に浮かぶ島・ラピュタへの道しるべとなることが分かる。父の思いを継ぎ、ラピュタへ行くことを夢見ていたパズーは、シータが再びムスカに捕まり、ラピュタへ向かおうとしていることを知ると、ドーラ一家と手を組み、シータを救出してラピュタを目指す―。

 本作が放送される際に、毎回話題になるのが「バルス祭り」。物語の後半、パズーとシータが声を合わせて叫ぶ滅びの呪文に合わせて、ツイッター(現X)に「バルス」と投稿する”遊び”だ。始まりが何年の放送だったのかは定かではないが、世間的に大きな話題となったのは2011年の放送だった(日本でツイッターが普及し始めたのは08年ごろ)。

 13年の放送では、放送で「バルス」と叫んだ瞬間の1秒あたりツイート数が14万3199に到達。これは、同年正月の「あけおめ」の3万3388を4倍以上上回り、投稿数の世界記録となった。最近は最盛期ほどではないものの、すでにX上では「今年もやって来ましたバルス祭り」「明日はバルス祭りか」などといった投稿が見られ、盛り上がることは間違いないだろう。

 ちなみに、同作で「バルス」と同じくらいの”名ゼリフ”として知られるのが、ムスカの「目が、目がぁ~」「見ろ、人がゴミのようだ」。声優を務めた寺田農さんは、残念ながら今年3月に肺がんのため81歳でこの世を去った。また、「ちびまる子ちゃん」のまる子役で知られ、本作ではパズーの親方の子供・マッジの声を担当したTARAKOさんも同じく3月に亡くなっている。「バルス祭り」と共に、2人をしのびながら作品を楽しみたい。(高柳 哲人)

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