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【大学野球】東北福祉大2年の強肩強打・土屋奏人が正捕手狙う…仙台六大学野球秋季リーグ・31日開幕

スポーツ報知 / 2024年8月30日 8時21分

シートノックで一塁へ送球する東北福祉大・土屋奏人(カメラ・有吉 広紀)

 仙台六大学野球秋季リーグ戦が31日に開幕する。2季ぶりの優勝を目指す東北福祉大は、土屋奏人捕手(2年)=鶴岡東=が開幕スタメン奪取へ意欲。中学、高校と、自らと同じチームでプレーしている2学年後輩のU―18高校日本代表・桜井椿稀投手(18)に刺激をもらい、持ち味の強肩強打でアピールする。桜井頼之介投手(3年)=聖カタリナ学園=は、“ゼロ”にこだわり力投をみせると力強く語った。

 自信も不安も胸に抱きながら、東北福祉大・土屋が定位置確保へ猛アピールだ。「特長を出しつつ、自分ができるプレーで貢献できるように頑張りたい」と意気込みを語りながら、「期待してもらっているのかなと思うけど不安はあります…」。正直な思いを吐露しながら、全力プレーを誓った。

 昨年の公式戦出場は秋季リーグ戦1試合、明治神宮大会東北地区代表決定戦1試合のみ。今春は3月に右足首じん帯損傷、4月に左手有鉤骨骨折、5月に右手中指脱臼と相次ぐけがに苦しんだが、ここにきてレギュラー争いに加わった。鶴岡東3年時の22年夏、甲子園に出場。1回戦・盈進(広島)戦で1試合2本塁打を放ち、近江(滋賀)との2回戦で2戦連続となる一発をたたき込んだ強打の持ち主だ。「打撃には自信があるけど守備はまだまだ。足りないところがありすぎます」と先輩たちのプレーを参考に成長中だ。

 後輩たちに負けられない。母校が今夏の甲子園に出場して初戦突破。エースでU―18高校日本代表にも選ばれた桜井は、長野・佐久リトルシニアからの後輩だ。「頑張れよ、とかナイスピッチとか連絡していました」と話し、負けじと活躍を目指す。島袋皓平内野手=沖縄尚学=ら4年生は最後のリーグ戦となるだけに、「先輩たちを負けさせるわけにはいかない。責任を感じながらやれれば自分も成長できる」と意欲。不安を吹き飛ばすような思い切りのいいプレーで、チームの力になる。

(有吉 広紀)

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 エースの自覚を力に変え、勝つ投球をみせる。東北福祉大・桜井は「無駄な球を投げず、無駄なランナーを出さず、まず(失点)ゼロに抑える。第1戦に投げさせてもらって落とすわけにはいかない」ときっぱり言い切った。今春は5戦中4戦でカード初戦に先発し、開幕から28回連続無失点と好投。だが仙台大戦で7回途中5失点と崩れ、チームも優勝を逃した。「最後に打たれては意味がない。秋こそは最後までゼロでいきたい」と雪辱に燃えている。

 普段から自身の感覚を頼りに、シャドーピッチングやキャッチボールなどで投球フォームのバランスを意識してきた。「平常心で、打者の反応を見ながら投げていければいい」と話す最速151キロ右腕が、今秋こそは優勝が決まるまで失点を許さずに力投を続ける。

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