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13歳の須藤弥勒はツアー2戦目で瞬間的に首位も最下位でハーフターン 前半40

スポーツ報知 / 2024年8月30日 9時37分

1番、ティーショットを放つ須藤弥勒(カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第1日(30日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC=6559ヤード、パー72)

 史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(13)=ゴルフ5/太陽自動車=がツアー2戦目に参戦。前半の9ホールを1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの4オーバー、40で回り、弥勒が9番終了した時点で最下位の77位でハーフターンした。

 午前7時20分、晴れ間がのぞく中、1番パー4(391ヤード)からスタート。やや打ち下ろしで、ドライバーで放った第1打はフェアウェー左をキープ。同組で今季のドライバー平均飛距離227・56ヤードの永嶋花音(イントループ)とは約15ヤード差をつけられたが、残り約170ヤードからフェアウェーウッドで放った第2打がピン右3メートル半に寄せ、下りの難しいバーディーパットをねじ込んだ。

 所属のゴルフ5カラーの緑色のシャツに、好きなピンク色の靴下。派手なウエアの弥勒は力強くガッツポーズした。1番スタート組では3組目。10番スタート組を含めても5組目の早い時間だったため、瞬間的に首位に立った。

 しかし、2番パー5(524ヤード)で第3打をグリーンオーバーし、ダブルボギー。5番パー5(491ヤード)、6番パー4(400ヤード)でボギーを重ね、3オーバー。その時点で最下位に後退した。7番パー4(333ヤード)で3連続ボギーとなり、4オーバーとした。

 弥勒は、プロツアーデビュー戦となった先週のニトリレディス(22~25日、北海道・桂GC)で第1日に85、第2日に78の通算19オーバーと苦戦し、118位で予選落ちした。

 真価が問われるツアー2戦目。巻き返しを期して、後半に向かう。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。13歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。22年8月に横峯良郎氏に弟子入り。22年1月からアマチュアも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になったことで、ダブル所属契約のゴルフ5と太陽自動車をはじめ計16社に推定総額3億6000万円以上の支援を受けている。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。150センチ、50キロ。

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